2019年03月28日 (木) | Edit |
さて医療保険については
「医療保険は入るべき?~結論はやはり未加入が正解でした~」
「医療保険は加入の必要なし~貯蓄の方が明らかにお得~」
「医療保険について~他の保険とのリスクの比較~」

で紹介してきたように、積極的に加入するのはあまり得ではないというお話をさせていただいております。

一方で私は
「先進医療特約付き医療保険」
に加入しております。加入している理由については
「医療保険の先進医療特約には入った方が良いという訳について」
でご紹介しているのですが、今回は私の加入している保険の事例での損益計算をしてみたいと思います。

1.保険内容
入院日額:5,000円
手術特約:5~20倍
先進医療特約:あり
無事故割引特則:あり(5年ごとに10%割引で最大50%まで)

このように無事故割引を除けば、一般的な医療保険かと思います。

2.損益
到達年齢掛け金総額払い戻し
保険金
保険料控除差額
85905,100 180,470 185,757 538,873
90956,820 265,000 195,222 496,598
951,021,470 405,000 204,687 411,783
1001,073,190 515,000 214,152 344,038
このように100歳まで生きたとしても、34万くらいの赤字になってしまうという結果でした。先進医療特約を使うことになれば、保険に入っておいてよかったとなる可能性は高いですが、この差額だとやっぱり入らないで貯蓄なり運用しておいた方がよかったという結論かと思います。完全に若気の至りで契約してしまった感じですね。

ちなみに今解約すると
「すでに25万くらい払った保険料が丸損」
になってしまいます。25万だと微妙なところですよね。まぁ月額保険料が無事故割引で50%になると月額1080円程度になるので、ここまで来たらもっておこうかなとおもいます。生命保険料控除も一応つきますしね。

というわけで、医療保険を検討している皆様、加入の前には簡単にでもよいのでこのように損益を計算してみて、加入する必要があるかどうかを吟味してから加入を検討していただければと思います。


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2019年03月26日 (火) | Edit |
これまで医療保険の加入の有無について
「医療保険は加入の必要なし~貯蓄の方が明らかにお得~」
「医療保険について~他の保険とのリスクの比較~」

にて基本的には加入の必要はないものの
「医療保険の先進医療特約には入った方が良いという訳について」
で紹介したように先進医療については自費での負担が高額になることからこちらの特約は入る価値があるという説明をさせていただきました。

ではそれを踏まえたうえで平成29年の厚生労働省発表のデータを基に
「医療保険に入るべきなのかどうか」
について改めて検証してみることとしました。

まずは厚生労働省患者調査の結果を基に20歳から表の到達年齢までの平均入院回数と日数、その場合支払われる保険金を計算してみました(表1)。
到達年齢入院回数入院日数保険金
手術分
保険金
入院分
900.93590000175,000
951.355130000275,000
1001.769170000345,000
※入院日額5,000円、手術手当金10万円、1入院あたり手術1回として計算

次に100歳まで医療保険に入った場合の費用の総額を計算してみます(表2)。
加入年齢楽天生命アクサアクサ
60歳払い込み
20歳1,243,200 696,000 495,360
30歳1,398,600 814,800 571,320
40歳1,609,200 972,000 669,600
50歳1,827,000 1,215,000 797,640
60歳1,999,200 1,564,800
※アクサは入院5,000円、先進医療特約あり、手術特約なし

※2019/3/28追加
一方で医療保険に加入している場合
「生命保険料控除」
があります。これにより税金が還付されるわけですが、それぞれの医療保険に加入していた場合の100歳までの還付金の合計が下記になります(表3)。
加入年齢楽天生命アクサアクサ
60歳払い込み
20歳203,400 121,800 98,304
30歳211,830 139,680 103,698
40歳210,100 149,400 98,220
50歳200,485 157,200 67,941
60歳170,970 154,240
※所得税は60歳までは10%、60歳以降は5%で計算しています。

100歳までに支払う医療保険総額(表2)から生命保険料控除(表3)と支払われる保険金の平均(表1)を差し引いた金額を下記に示します。
加入年齢楽天生命アクサアクサ
60歳払い込み
20歳524,800 229,200 52,056
30歳671,770 330,120 122,622
40歳884,100 477,600 226,380
50歳1,111,515 712,800 384,699
60歳1,313,230 1,065,560
※アクサ生命は手術特約はなしなので入院分の還付のみを試算に組入

このように100歳までにかかった保険総額に対して、
「還付される金額は低い」
ということがわかります。加入する年齢や保険の種類にもよりますが、基本的には
「医療保険加入よりも貯蓄が有利」
であることがよくわかります。

そのような状況の中でも
「若いうちに保険に加入」
「最低限の補償内容に加入」
「出来れば60歳払い込みにする」

ということができれば、総支払額を抑えることができますので、こういった状況であれば
「低コストで先進医療特約を追加できる」
ので条件次第では医療保険に入るのもありなのではないかと思います。

逆にそれ以外の条件であれば、総支払額がどんどん増えていって
「先進医療特約にかかるコストが高すぎる」
ということになりますので、先進医療が自費になるリスクを負っても
「保険より貯蓄に回した方がメリットが大きい」
と思います。

次回の記事は最後のおまけとして私の加入している医療保険での試算結果をご紹介したいと思います。

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2019年03月25日 (月) | Edit |
前回
「医療保険の先進医療特約には入った方が良いという訳について」
でご紹介した通り、医療保険に入る一つの理由として先進医療特約を上げさせていただきました。今回は
「先進医療特約に入るための方法」
についてご紹介いたします。

1.先進医療だけの保険
現在は先進医療のみを対象にした保険は
「リンククロス コインズ」
だけだと思います。料金は年齢にかかわらず500円です。保険期間は1年で、年齢は20~69歳です。入院率は
「70歳以降にグーンとあがる」
ことを考えると、ただでさえ保険を受ける可能性が低い先進医療に月500円を払うメリットがあるかは疑問ですが、唯一の先進医療のみを対象にした保険だと思います。

2.医療保険に特約として付加する場合
現状の先進医療保険はこの形態がほとんどです。この場合は特約を付加したとしても
「月額100円程度のプラス料金」
で済むので、医療保険に付加した方が、先進医療のみで契約するよりは割安となります。しかしこの場合の費用は
「医療保険+先進医療特約の代金」
となるので、1の先進医療のみと比較すると月額料金は高くなります。

下記に楽天生命で先進医療特約を追加した場合の年齢別月額料金を掲載しました。
加入年齢医療保険がん保険あんしんプラス
入院サポート
20歳1,295 1,146 1,242
30歳1,665 1,416 1,522
40歳2,235 1,856 1,972
50歳3,045 2,506 2,652
60歳4,165 3,536 3,592
70歳5,770 4,376 4,732
※プランは先進医療特約を追加した場合の最低補償で見積もり
このように、医療保険分をプラスするとそこそこ高額となりますが、医療保険と考えれば妥当な金額だと思います。

3.結論
さて、この料金をもとに90歳まで保険料を払い続けた場合の累計金額を示します。
加入年齢リンククロス医療保険がん保険あんしんプラス
入院サポート
20歳300,000 1,087,800 962,640 1,043,280
30歳240,000 1,198,800 1,019,520 1,095,840
40歳180,000 1,341,000 1,113,600 1,183,200
50歳120,000 1,461,600 1,202,880 1,272,960
60歳60,000 1,499,400 1,272,960 1,293,120
70歳入れません1,384,800 1,050,240 1,135,680
※リンククロスは69歳までの加入なので70歳までの累計金額としています。

このように医療保険の場合は3つとも、70歳からの高齢は例外となりますが、
「加入年齢が遅いほど支払総額が高額となる」
点です。若いころのお金は貴重なので一概に比較はできないのですが、ある程度の年齢が経過しているのであれば
「医療保険に加入せずリンククロスコインズ」
で掛け捨てした方がよいかもしれないです。ただこれも69歳までの加入しかできないので、やはり
「掛け金を貯蓄に回す」
のが正しい選択肢かもしれません。

この辺の結論については、過去でも考察しているのですが、改めて
「結局医療保険はどういう条件なら入っても良いのか」
についてまとめたいと思います。


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